今週の更新サマリー
前回チェック日時(2026-07-05T02:47:13Z)以降、v2.1.198〜v2.1.202のリリースが確認されました。最も大きなトピックはClaude Sonnet 5のデフォルトモデル化と、バックグラウンドエージェント周りの大規模な安定性改善です。
主な変更点
🚀 Claude Sonnet 5 がデフォルトモデルに(v2.1.197〜v2.1.201)
v2.1.197(6月30日)で導入された Claude Sonnet 5 が、v2.1.198(7月1日)からデフォルトモデルとして正式に採用されました。特徴は以下の通りです。
- ネイティブ 1M トークンコンテキストを標準搭載
- プロモーション価格:2/2/2/10(per MTok)、2026年8月31日まで
- v2.1.201 で「会話途中のシステムロール挿入」が廃止され、よりクリーンなリクエスト構造に
💡 推奨:
claude --versionで v2.1.197 以上であることを確認し、恩恵を受けましょう。特に長大なコードベースを扱うユーザーは 1M コンテキストが活きます。
🤖 バックグラウンドエージェントの大規模安定化(v2.1.198〜v2.1.200)
サブエージェントのバックグラウンド実行がデフォルト化されました(v2.1.198)。これにより Claude はサブエージェントの完了を待たずに作業を継続でき、完了時に通知を受け取ります。同時に多数のバグが修正されています。
修正された主な問題:
- スリープ/ウェイク後にバックグラウンドセッションがサイレントに停止していた問題
- ESCキャンセル後にターンが再実行されていた問題
- デーモンの
daemon.lockが古いPIDを再利用した際にエージェントが再起動しなかった問題 - レート制限でテキスト出力ゼロのまま切断されたサブエージェントが空の結果を返していた問題
🔐 権限モードの名称変更と動作変更(v2.1.200)
破壊的変更に近い動作変更があります。
AskUserQuestionダイアログがデフォルトで自動続行しなくなりました(アイドルタイムアウトは/configでオプトイン)- 権限モードの「default」が**「Manual」に名称変更**されました
- CLI、
--help、VS Code、JetBrains すべてで反映 - 設定ファイルでは
--permission-mode manualおよび"defaultMode": "manual"がdefaultと並んで受け付けられます
- CLI、
⚠️ 注意: スクリプトや CI で
"defaultMode": "default"を設定している場合、引き続き動作はしますが、"manual"への移行を推奨します。
🛠️ その他の変更点(Changelog より)
v2.1.202(7月6日)では多数の細かい修正が加わっています:
- Dynamic workflow サイズ設定が
/configに追加(small/medium/large のエージェント数ガイドライン、上限ではない) /review <pr>の動作が元に戻りました:高速シングルパスレビューに回帰。マルチエージェントレビューは/code-review <level> <pr#>を使用してください- OTel 属性の追加:
workflow.run_idとworkflow.nameがワークフロー生成エージェントのテレメトリに追加 - mTLS ハンドシェイク失敗の修正:証明書ローテーション中の設定再適用時に発生していた問題を解決
- Remote Control からのコマンド失敗を修正:「Unknown command」エラーが発生していた問題
- 画像/ファイルのサイレントドロップを修正:Remote Control モバイル/Web からキャプションなしで送信した際の問題
- スキル重複読み込みの修正:既読のスキルが再度コンテキストに追加されていた問題
- Inline Ctrl+R 履歴検索のクラッシュを修正:スキャン中に承認/キャンセルした際の問題
/renameのバグ修正:バックグラウンドセッションの名前変更がジョブ再起動後にリバートされていた問題- ボイス入力の無限ループ修正:マイクや録音デバイスの失敗時に無限リトライしていた問題
- /workflows エージェントリストのレイアウト改善:タイトル幅拡大、専用時間カラム追加、モデル名短縮
Week 26 ダイジェスト(公式まとめ)との対応
今回の変更は、公式「Week 26」(6月22〜26日)の内容に加え、7月に入ってからのリリースが中心です。特に claude mcp login / claude mcp logout(v2.1.186)、シェルモードの自動応答(v2.1.186)、/rewind 強化(v2.1.191)、バックグラウンドサブエージェントの権限プロンプト(v2.1.186)といった Week 26 の主要機能は前回チェック前にリリース済みですが、v2.1.198 以降のバグ修正でそれら機能の安定性が大幅に向上しています。
既存ユーザーへの推奨アクション
- claude --version で v2.1.197 以上になっているか確認し、Claude Sonnet 5(1Mコンテキスト)の恩恵を受ける
- スクリプトや CI で '"defaultMode": "default"' を指定している場合は '"manual"' への移行を検討する
/reviewコマンドを使っている場合、マルチエージェントレビューが必要なら/code-review <level> <pr#>に切り替える- バックグラウンドエージェントを活用しているチームは v2.1.200 以降の安定性改善を確認し、デーモン再起動を行う
- Remote Control(モバイル/Web)からファイル送信を行っているユーザーはアップデートして画像ドロップバグの修正を確認する